
Yahoo!広告ではどんな興味関心カテゴリーでターゲティングができるのだろうか…
と考えている方は多いのではないでしょうか。
本記事では、
そんなYahoo!広告の興味関心カテゴリーについて解説します。
※「興味関心ターゲティング(オーディエンスカテゴリーターゲティング:興味関心ベース)は
2023年10月に提供を終了しており、現在は「オーディエンスリストターゲティング」に統合されています。
1. Yahoo!広告の興味関心ターゲティングとは?
1-1. 運用型広告(旧YDN)で利用できる
1-2. 興味関心ターゲティングは配信のみ設定可能
2. 興味関心ターゲティングの種類
2-1. ショッピング
2-2. 旅行
2-3. ニュース、情報メディア
2-4. スポーツ・フィットネス
2-5. 銀行、金融
2-6. メディア、エンターテイメント
2-7. ゲーム
2-8. ライフスタイル、趣味
2-9. インテリア、DIY
2-10. グルメ、料理
2-11. 美容、健康
3. 興味関心ターゲティングはオーディエンスリストターゲティングに移った
3-1. 2023年10月オーディエンスカテゴリーターゲティングの提供は終了
4. YDAとGDNの興味関心ターゲティングの違い
5. まとめ
1. Yahoo!広告の興味関心ターゲティングとは?
Yahoo!広告の興味関心ターゲティングとは、
特定のカテゴリーに興味関心を持ち、情報収集をするユーザーに向けて広告を配信する機能
です。
1-1. 運用型広告(旧YDN)で利用できる
Yahoo!広告の興味関心ターゲティングは、
運用型広告(旧YDN)で利用できます。
興味関心があるユーザーにディスプレイ広告を配信します。
1-2. 興味関心ターゲティングは配信のみ設定可能
Yahoo!広告の興味関心ターゲティングは、
ターゲティングのみに使うことができ、除外設定などはできません。
2. 興味関心ターゲティングの種類
Yahoo!広告の興味関心ターゲティングの種類を見てみましょう。
2-1. ショッピング
Yahoo!広告の興味関心ターゲティングでは、
ショッピングサイトを頻繁に閲覧し、買い物に興味関心があるユーザーに対してターゲティング
ができます。
「買い物好き」
「高級ブランド好き」
などのカテゴリーがあります。
2-2. 旅行
Yahoo!広告の興味関心ターゲティングでは、
旅行計画中の方、出張が多い方などに対してターゲティングできます。
旅行代理店、観光業、宿泊業、新幹線・飛行機のチケットを扱うサイトや、
トラベルグッズを扱う会社などにふさわしいターゲティング手法です。
2-3. ニュース、情報メディア
Yahoo!広告の興味関心ターゲティングでは、
ニュースをよく見る方、メディアに関心がある方などにターゲティングができます。
ニュースサイトやニュース系コンテンツを配信したい際に役立つターゲティング手法です。
2-4. スポーツ・フィットネス
Yahoo!広告の興味関心ターゲティングでは、
スポーツ・フィットネス好きの方をターゲティングできます。
スポーツグッズの販売をしたい、
ジムやヨガ教室の宣伝をしたい場合には格好のターゲティング手法です。
2-5. 銀行、金融
Yahoo!広告の興味関心ターゲティングでは、
金融商材について調べている方や投資家などをターゲティングできます。
銀行や消費者金融、投資家向けサービスを提供している企業などが
利用できるターゲティング手法です。
2-6. メディア、エンターテイメント
Yahoo!広告の興味関心ターゲティングでは、
メディアやエンターテイメント好きな人をターゲティングできます。
テレビやラジオ、映画、音楽、アイドル好きなどです。
テレビ、音楽、映画についてはジャンル選択もできます。
2-7. ゲーム
Yahoo!広告の興味関心ターゲティングでは、
ゲーム好きな方をターゲティングできます。
ゲームのジャンルは10個あります。
各種ゲームのアピール、ゲーミングPCやネットカフェの訴求などに活用できる手法です。
2-8. ライフスタイル、趣味
Yahoo!広告の興味関心ターゲティングでは、
ユーザーのライフスタイルや趣味に合わせたターゲティングができます。
カテゴリーは「アウトドア好き」「カメラ好き」「釣り好き」「ギャンブル好き」など様々。
他のターゲティングに当てはまらない趣味を持っている方にターゲティングができるでしょう。
2-9. インテリア、DIY
Yahoo!広告の興味関心ターゲティングでは、
インテリア、DIY好きな方をターゲティングできます。
各種家具や工具などの広告を配信したい場合に利用できる手法です。
2-10. グルメ、料理
Yahoo!広告の興味関心ターゲティングでは、
グルメ、料理好きな方をターゲティングできます。
外食が多い方、料理が得意な方に飲食店・グルメサイトを紹介したり、
キッチン用品や料理手法などを案内したい場合に、ちょうどいいターゲティング手法です。
2-11. 美容、健康
Yahoo!広告の興味関心ターゲティングでは、
美容、健康に興味があるユーザーをターゲティングできます。
美容商品やダイエット商品などの訴求にも利用できるし、
各種サロンの宣伝にも合ったターゲティング手法です。
3. 興味関心ターゲティングは
オーディエンスリストターゲティングに移った
Yahoo!広告の興味関心ターゲティングは
オーディエンスカテゴリーターゲティングにあったのですが、
現在はオーディエンスリストターゲティングに移っています。
3-1. 2023年10月オーディエンスカテゴリーターゲティングの提供は終了
オーディエンスカテゴリーターゲティングは
2023年10月に提供を終了し「オーディエンスリストターゲティング」へ統合されています。
現在のYahoo!広告のターゲティングは
「オーディエンスリストターゲティング」が主軸となっています。
本記事の「興味関心ターゲティング」に類似するセグメントは、
カスタムリストやサイト閲覧履歴等でカバーが可能となっています。
また、最近の動きとして、
ユーザーベースのターゲティング(アフィニティ/インテント系)への移行が進んでいます。
リストを活用したターゲティングもアップデートが多く行われていますので、
細かい設定には注意が必要です。
※参考:オーディエンスカテゴリーターゲティング|Yahoo!広告
4. YDAとGDNの興味関心ターゲティングの違い
YDA(Yahoo!ディスプレイ広告)にもGDN(Googleディスプレイ広告)にも
興味関心ターゲティングがあります。
それぞれの違いを比較してみましょう。
まず、カテゴリー1で設定できる項目はほとんど同じです。
次のカテゴリーは共通になっています。
YDAカテゴリー1 | GDNカテゴリー1 |
ショッピング | 買い物好き |
旅行 | 旅行 |
ニュース・情報メディア | ニュース・政治 |
スポーツ・フィットネス | スポーツ・フィットネス |
銀行・金融 | 銀行・金融 |
メディア・エンターテインメント | メディア・エンターテインメント |
ライフスタイル・趣味 | ライフスタイル・趣味 |
インテリア・DIY | 家庭・園芸 |
グルメ・料理 | フード・ダイニング |
美容・健康 | 美容・健康 |
YDAにあってGDNにないカテゴリー
・ゲーム(興味関心ターゲティングの場合)
→ GDNでは「メディア・エンターテインメント」から
ゲーム好きな方へのターゲティングができるので、大きな差とはなっていません。
GDNにあってYDAにないカテゴリー
・乗り物、交通機関
→ YDAには該当のカテゴリはありませんが、
「ライフスタイル、趣味」や「旅行」から選択ができるので、特に問題はないでしょう。
・テクノロジー
→このカテゴリはGDNにのみ存在し、YDAには対応するカテゴリーがありません。
「テクノロジー」以外のカテゴリーでは、
YDAもGDNもほぼ共通しているため、同じように利用できます。
なお、
YDAでは「興味関心ターゲティング」
GDNでは「アフィニティ セグメント」
という名称になっているので、名称の違いも覚えておいてください。
5. まとめ
いかがでしたか。
今回は、Yahoo!広告の興味関心ターゲティングについて解説しました。
様々な興味関心ターゲティングが用意されているため、
活用することでより効果的な広告配信が期待できます。
今回の記事を参考に、
ぜひ興味関心ターゲティング(現:オーディエンスリストターゲティング)
を設定してみてください。